地味だけれどSEO効果も期待できる 理想的な「パンくずリスト」の設定方法

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ユーザーが今、Webサイト内のどのページにいるのかを視覚的に認識できるよう、Webページの上位階層を階層順にリストアップして設置したリストを「パンくずリスト」と言います。通常、ページの上位に表示されるこのリストは、単にユーザビリティの向上を促すだけでなく、SEOにも効果を発揮することをご存知でしたか?
今回は「パンくずリスト」がSEOに有効である理由を説明し、効果的な設定方法をご紹介したいと思います。

今のうちに知っておきたい「パンくずリスト」って何?

通常、この通りページの最上部に表示されている「パンくずリスト」。

パンくずリスト

それでは「パンくずリスト」の役割をまずはご紹介します。

 (1)ユーザーにWebサイトの現在の立ち位置を知らせる

先にもお伝えした通り、ユーザーがWebサイト内のどのあたりにいるのを知る手立てとなります。上位階層を知ることで今いる階層(カテゴリー)が分かるということは、同カテゴリーの他のページや上位階層まで閲覧してもらえる可能性が増える、つまり回遊率の向上に繋がります。

加えて覚えておきたいのが、ユーザーは必ずしもトップページから任意のページまで辿りついているというわけではないという点です。検索エンジンからの検索結果で表示されるのは、むしろ下層ページのほうが多いということは皆さんも経験からおわかりかと思います。こういった点からも、表示されたページに「パンくずリスト」があることがユーザビリティの向上に寄与しているのは明らかだと思います。

(2)クローラーがサイト内を巡回しやすくする

「パンくずリスト」をガイドにしているのは人間だけではありません。検索エンジンのクローラーもまた、「パンくずリスト」から

  • 現在のページがWebサイト内のどこに位置するのか
  • Web運営者が、サイト内のどのページを重要と捉えているのか
  • 該当のWebサイトがどのようなサイト構成で、どんなトピックスを扱っているのか

という情報を収集しています。収集された情報がインデックスされ、検索結果に反映されているのです。

ここで注目したいのが、「パンくずリスト」の構造です。ご承知の通り「パンくずリスト」はアンカーテキストの形を取っています。つまり、アンカーテキスト内に対策キーワードをうまくに含めれば内部SEOに有効な形をとれることになります。

「パンくずリスト」の最適化はWebサイトの立ち上げ時かリニューアル時に

「パンくずリスト」の良し悪しについて結論から言えば、“最初の設計段階で階層や分類をおおまかに決めておき、そのカテゴリー名に対策キーワードを入れ込む”ことが重要となります。もちろん、設計、運用済みのWebサイトにおいても「パンくずリスト」の最適化が実現できないわけではないですが、Webサイトの構造が複雑かつ大きければ大きいほど、難易度は高くなります。

と言うのも、本稿を振り返ってもらいたいのですが、「パンくずリスト」の役割は人と機械にWebサイト内における現在のページの立ち位置を知らせるもの。単純に今あるカテゴリーを対策キーワードに書き換えてしまっては、ユーザビリティの部分がおざなりになってしまう可能性があるからです。

この部分をもう少し掘り下げて考えてみましょう。一般的に「パンくずリスト」は

ホーム > カテゴリー名 > サブカテゴリー名 … > 記事タイトル

の形をとり、SEO対策を狙うのであれば(サブ)カテゴリーにターゲットキーワードを入れ込む形となります。

しかし、今、運用しているWebサイトにおいてカテゴリー部分のテキストをターゲットキーワードへ簡単に書き換えることはできるでしょうか。入れたところで、今度はユーザーに対して“上位階層を知ることで今いる階層(カテゴリー)が分かる”という部分が実現できるかどうか、ということが、設計、運用済みのWebサイトで最適化しづらい理由なのです。

概ねすべての製作物に言えることですが、仮に本稿のテーマを変更しろと言われた場合、各小見出しはもちろん内容にまで影響を及ぼします。影響範囲を考えると、「パンくずリスト」の最適化は、初期の設計段階にすべきことだとわかります。

「パンくずリスト」の理想的な設定方法

それでは最後に「パンくずリスト」の理想的な設定方法をご紹介します。

(1)Webページのディレクトリ構造を整理する

本来「パンくずリスト」は、Webページの階層構造に従って設定するものです。まずはWebページの全体構造と各カテゴリーについてしっかりと整理することが重要です。重複はないか、バランスは悪くないかなど、丁寧に設定してみてください。

(2)カテゴリー部分にビックキーワードを含める

正しいディレクトリ構造が設定されたらカテゴリー名を対策キーワードに変更します。この際、特にビックキーワードを含めてみてください。例えば

ホーム > プロモニスタ2017年の記事 >地味だけれどSEO効果も期待できる 理想的な「パンくずリスト」の設定方法とは?

ではなく、

ホーム > SEO >地味だけれどSEO効果も期待できる 理想的な「パンくずリスト」の設定方法とは?

といった形です。

当然ですが、「プロモニスタ2017年の記事」よりも「SEO」のほうが検索率は高いため、相応のSEO効果が望めるというわけです。

(3)パンくずリストは基本的にすべてのページに設定すること

トップページや階層構造を伝える必要のないLP(ランディングページ)を除き、基本的にすべてのページにパンくずリストを設定することが基本となります。

Webサイトを訪れるユーザーへのガイドのみならず、内部SEOにも効果を発揮する「パンくずリスト」。特にWebサイトのリニューアルなどを検討している方には、課題としてぜひ、検討していただきたい項目です。

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