ボタンを大きくしても意味が無い?!CTAボタンを強調して会員登録率が改善した事例

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今回ご紹介するのは、CTA(Call To Action:行動喚起の意味)ボタンを強調し、会員登録数を増やすことを目的としたテスト事例です。
以下の4つのパターンで最も成果が高かったパターンはどれでしょうか?一度予想してから、結果を見てみてください。

 

一番会員登録率が高かったのは、どのパターンでしょう?

メディアレーダーテストパターン

レイアウト変更で会員登録率が106%改善!

一番会員登録率が高かったのはパターン2

 

1メディアレーダー資料詳細ページABテスト結果一覧

 

サービス資料検索サイトの資料詳細ページでテストを行った結果、レイアウトを変更したパターンでフォーム到達率、会員登録率、ともに向上しました。

 

A/Bテストの概要

 

対象サイト(ページ)は「メディアレーダー」というサイトです。
このサイトは複数の会社が自社のサービス資料をアップロードし、ユーザーにダウンロードしてもらうという資料検索サイトです。提供するサービス資料はマーケティング関連サービスに絞っています。

 

2メディアレーダートップページ

 

テスト期間は2014/11/28 ~ 2015/01/04の約1ヶ月です。

 

課題と仮説

それぞれの資料のページヘ遷移した後、実際にダウンロードに至る割合を高めたいが、現状は詳細ページで離脱するユーザーが多いという課題がありました。

 

仮説は
資料ダウンロードへの誘導が弱く、ユーザーに認識されにくいのではないか
というものでした。そこで資料ダウンロードを目立たせ、導線を強化するために、該当ページのレイアウトボタンの大きさに変更を加えてテストを行いました。

 

テストパターン

テストしたパターンは以下の4つです。

 

・基のパターン

 

3メディアレーダー資料詳細ページテスト_基のパターン

 

・テストパターン1

・レイアウト:変更なし
・ボタンの大きさ:基のパターンより大きく変更

 

3メディアレーダー資料詳細ページテスト_テストパターン1

 

・テストパターン2

・レイアウト:左右を入れ替え(左にテキスト、右に画像を配置)
・ボタンの大きさ:変更なし

 

3メディアレーダー資料詳細ページテスト_テストパターン2

 

テストパターン3

・レイアウト:ボタン位置を右寄せから中央に変更
・ボタンの大きさ:基のパターンより大きく変更

 

3メディアレーダー資料詳細ページテスト_テストパターン3

 

レイアウトとボタンの大きさをそれぞれ組み合わせてパターンを作成し、テストした結果、レイアウトを左右入れ替えた「テストパターン2」が最も改善率が高い結果となりました。

 

今回のテストから学べること

 

今回テストした「レイアウト」と「ボタンの大きさ」、それぞれについて考察していきます。

 

ユーザーの視線の動きを意識する

 

Webサイトを閲覧するユーザーの視線の動きは「F型」「Z型」などと言われたりしますが、必ず左上からスタートします。

 

ウェブページを見る目の動きは「F」パターン
出典:ウェブページを見る目の動きは「F」パターン – GIGAZINE

 

つまり、テキストを置くなら基本的に左上からスタートするように配置すべきであり、それ以外のテキストが読まれる確率はかなり低いと言えます。

 

この原則に配慮したレイアウトに変更したのが、最も改善率が高かったテストパターンです。
資料タイトルと概要が左上からスタートし、そのままの目線の流れで資料をダウンロードするための会員登録ボタンが目に入ります。結果として、中央からテキストが始まる基のパターンよりもスムーズな導線を引くことができました。

 

ただボタンを大きくするだけでは効果は薄い?

 

今回のテストでは、ボタンの大きさも変更しましたが、CVR向上を目的とした場合、ボタンを大きくしなかったパターンの方が数値が良いという結果になりました。
一般的にボタンのサイズは大きいほうが目立ちますから、少し意外な結果です。

 

仮説ではありますが、単純にボタンを大きくするよりも、ユーザーの視線の動きなどの原則に沿った変更をした方が効果が高かったということでしょう。

 

コンバージョンへの導線を強化する場合、まずはユーザーの動きを想定したベストな配置を見つけたうえで、ボタンの文言や色を変更するという手順で進めた方が効率的だということがわかります。

サイトのどこからテストを始めればいいのかは、サイトや目標によって変わりますが、ひとつの参考にしていただければ幸いです。

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