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アンカーテキストってSEO対策に効果あるの?具体的な書き方を解説
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「アンカーテキストってどうやって記述すればいいの?」
こんな疑問をお持ちのWeb担当者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

アンカーテキストはSEO対策の中でも重要な施策です。

本記事では、アンカーテキストの役割と具体的な記述方法、注意点について解説します。
サイトのSEO対策に課題をお持ちの方はぜひご覧ください。

アンカーテキストとは

アンカーテキストとは、リンクが設定されているテキストのことです。ユーザーを別ページに誘導したり、外部サイトを引用したりする際によく使われます。

ブログやWebメディアを読んでいる時に、「〇〇についてはこちら」のようなことが書かれている青色の文章を見たことはありませんか?

もしその文章をクリックすることができ、別のページに遷移できるなら、それはアンカーテキストになります。

アンカーテキストは多くの場合、青色で表示するのが一般的です。

▼記述例

<a href=”https://www.willgate.co.jp/promonista/”>プロモニスタ</a>

▼表示のされ方
プロモニスタ

アンカーテキストの役割

XML code lines on a display

アンカーテキストの役割は主に2つあります。2つの役割について、下記2つの観点で解説します。

  • SEO効果の観点
  • ユーザビリティ向上の観点

SEO効果の観点

アンカーテキスト1つ目の役割は、「検索エンジンのクローラーに適切な情報を伝える」ことです。aタグ内にURLを記述することで、クローラーにアンカーテキストであることを伝えることができます。

検索エンジンに適切に伝えるためには、アンカーテキストにどんな文章を記述するかが重要になってきます。

例えば、「こちら」や「ココ」のような曖昧なアンカーテキストでは、リンク先との関連性をクローラーが判断するのは難しいです。クローラーからは、全く関連性のないリンクと判断され、サイト全体の評価が下がる可能性もあります。

しかし、「〇〇についてはこちら」のように詳しく記述することで、クローラーにも情報が伝わりやすくなります。その結果、クローラーにページを認識してもらいやすくなり、インデックスが促進されるためサイト全体のSEO最適化に繋がります。

ユーザビリティ向上の観点

アンカーテキストを適切に設置することで、ユーザビリティを向上させることができます。

理由としては、リンク先の内容が簡潔に示されたアンカーテキストによって、自分の興味があるページを選んでアクセスできるようになるからです。結果的に他のページに遷移しやすくなり、ユーザビリティの向上が期待できます。

わかりやすい例だと、Webサイトのグローバルナビゲーションがあります。

Webサイトにあるグローバルナビゲーションには、「コンテンツマーケティング」や「施策事例」など、目的に合わせてアンカーテキストが設置されています。一目見ただけで、「Webサイトでどんなコンテンツを提供しているのか」といったことを的確に伝えることができます。

また、今の時代はニーズが多様化しており、1つのコンテンツでユーザーの悩みを解決することは不可能に近いです。そこでページ内で関連度の高いコンテンツを内部リンクで繋げることで、複数の記事でユーザーの悩みを解決することができます。

アンカーテキストの記述方法

HTMLコードでは、<a href=”url”>〇〇はこちら</a>このような書き方が基本です。

例えば、サイトのトップページに遷移させたい場合は以下のように記述します。

<a href=”トップページのurl”>トップページはこちら</a>

SEO効果の高いアンカーテキストを設定するためには、下記2つの条件を満たしている必要があります。詳しく見ていきましょう。

  • リンク先の内容を端的に説明するテキストにすること
  • 対策キーワードを含めること

リンク先の内容を端的に説明するテキストにすること

アンカーテキストはリンク先の情報を端的に説明するテキストにしましょう。

理由としては、リンク先のコンテンツ内容をテキストで説明することで、読者が内容をイメージしやすくなり、リンクがクリックされやすくなるからです。

例えば、「詳細はこちら」のようなアンカーテキストだと、テキストを読んだだけではリンク先のコンテンツにどんな情報が掲載されているかわかりません。一方で「〇〇の方法についてはこちら」「〇〇のランキングはこちら」のような具体性を持たせたアンカーテキストにすることで、ユーザーが内容をイメージしやすく、リンクがクリックされる可能性が高まります。

サイトを閲覧していてよくあるのが、アンカーテキストにせずURLをそのまま貼り付けている例です。この方法でリンクを掲載してしまうと、リンク先のコンテンツにどんな情報が掲載されているかがわかりづらく、検索エンジンのクローラー・ユーザー両方にとって利便性が低いため、避けるのがおすすめです。

対策キーワードを含めること

アンカーテキストには対策キーワードを含めるようにしましょう。

具体的に例えると次の通りです。

  • 対策キーワード「渋谷 フィットネスジム おすすめ」
    →アンカーテキスト:渋谷でおすすめのフィットネスジム7選はこちら
  • 対策キーワード「被リンク 獲得方法」
    →アンカーテキスト:被リンクを獲得する5つの方法はこちら

上記のように対策キーワードを含めることで、検索エンジンがリンク先のコンテンツと対策キーワードの関連性を認識しやすくなります。さらに、アンカーテキストに対策キーワードを含めることで、ユーザーがリンク先コンテンツの内容をイメージしやすくなるため、クリック率が高まる可能性もあります。

SEO評価向上に関わる部分ですので、対策キーワードを含むアンカーテキストになっているかを確認しましょう。

アンカーテキストの注意点

アンカーテキストにはいくつか注意点があります。

  • アンカーテキストの数
  • 対策キーワードの数
  • 外部リンクのアンカーテキスト 
  • alt属性について

 

それぞれ具体的に解説します。

アンカーテキストの数

アンカーテキストは設置しすぎないようにしましょう。

同じ記事内に複数のアンカーテキストを設置しても特に問題はありませんが、ページ内に数百を超えるリンクが設置されていたり、ただリンクが羅列されていたりするとペナルティの対象となることがあります。

読者にとって有益な内容になっているかを第一に考え、適切なところにだけアンカーテキストを設置するようにしましょう。

対策キーワードの数

アンカーテキストには、対策キーワードを詰め込みすぎないようにしましょう。

なぜなら、SEO効果を狙って過度に対策キーワードを含めることは、Googleのガイドライン違反に当たるからです。

実際Googleのガイドラインによると「大量のキーワードを含むリンクは不自然リンクとしてガイドライン違反に当たる可能性がある」と記載されています。

また、アンカーテキストにあまりにも多い対策キーワードを入れすぎるとユーザーが内容を理解しにくく、クリック率にも悪影響が出てきます。ユーザーにとってわかりやすいアンカーテキストにするためにも、テキスト内に適切な数の対策キーワードを含めるようにしましょう。

外部リンクのアンカーテキストについて

外部サイトで自社ページへのリンクが設置された場合、「詳細はこちら」のようなリンク先と関係ないアンカーテキストでリンクが設置される場合もあります。しかしながら、リンク先と関係ないアンカーテキストでリンクが設置されたとしても、それによってSEO評価に悪影響を及ぼすことはありません。

もちろん、アンカーテキストに対策キーワードが入っていた方がSEOでは効果的ですが、どうしても指定できない場合もあるので、必要以上に気にしなくても大丈夫です。

alt属性の利用

検索エンジンのクローラーはテキスト情報は識別できても、画像情報を識別することはまだまだ難しいのが現状です。

そこで役立つのが画像のalt属性です。画像にリンクを貼り付け、alt属性に画像を説明するテキストを記述することで、アンカーテキストと同様の効果が得られます。

記述方法は以下のとおりです。

<img src=”image.jpg” alt=”画像の代替テキスト”>

ここで重要なのは、画像内容とマッチしたキーワードをalt属性に記述することです。画像とキーワードをマッチさせることで、検索エンジンにコンテンツ内容を認識されやすくなります。

alt属性を記述するメリットとは?SEO効果や記述のコツを解説

まとめ

本記事では、アンカーテキストの役割や記述方法、注意点について解説しました。

アンカーテキストはユーザビリティを向上させる役割だけでなく、検索エンジンのクローラーに正しい情報を伝える役割もあります。

SEO効果を高めるためには、ユーザーに分かりやすように遷移先のコンテンツの内容を簡潔に説明するアンカーテキストを設定することが重要です。

ただし、アンカーテキストの数やアンカーテキスト内に含めるキーワード数が適切でないと、ペナルティの対象になってしまう可能性があります。

本記事で解説した内容を理解した上で、内部SEOを強化していきましょう。

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プロモニスタ編集部
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