WEBページの表示速度とは、URLにアクセスしてから結果をブラウザで表示させるまでの時間のことを指しており、SEO観点、ユーザビリティの両面において重要な要素となります。
表示速度とSEO
Googleは、Webページの表示速度を順位決定のアルゴリズムに組み込んだことをウェブマスター向け公式ブログ(2010年4月)で公表しました。
表示速度とユーザビリティ
サイトの表示速度はSEO的な観点だけでなく、閲覧ユーザーにとっても無視することのできない要素です。
当たり前の話ではありますが、Webページの表示速度が遅いとユーザーが離脱する可能性は高まるでしょう。
Kissmetrics(米国設立のWebアクセス解析ツール提供会社)の調査によると、3秒以上Webページの表示を待たされると離脱するユーザーが40%とのこと。Webページの表示は3秒以内を求められていることが分かりました。
参照:Kissmetrics
このように表示速度の改善はユーザビリティを高めるための重要なファクターといえます。
表示速度を向上する方法
パソコン、モバイル共通の方法として例えば下記のような方法があります。
- リクエスト回数を少なくする
- サーバーの応答時間を短縮する
- ブラウザキャッシュを使用する
- リソースを縮小する
- 画像を最適化する
- CSSの最適化
- プラグインの数を少なくする
- リダイレクトの数を少なくする etc.
またモバイルではAMP(Accelerated Mobile Pages)もWebページの高速化に役立ちます。
AMPとはGoogleとTwitterが共同で取り組んでいる、モバイルページ高速化のプロジェクトです。AMPにWebページを対応させることで、モバイルページの読み込み速度を上げることができます。
参照:
【表示速度1秒】今のうちに知っておきたいGoogle AMPの基本
WordPressプラグインを使って簡単にAMPを導入する方法と手順
示速度の測定方法
Webページの表示速度を測定してくれるツールはいくつかありますが、Googleが提供するPageSpeed Insightsがおすすめです。
こちらは無料で使用できて、Webページのパフォーマンスを可視化してくれます。URLを入力するだけで測定してくれる手軽さも魅力です。表示速度を向上するためにできる対策も提示してくれるので、改善案を探している方も有効活用できます。
またGoogleが提供するモバイルページ専用の表示速度測定ツールもあります。読み込み時間の計算や業種内比較もしてくれるのでおすすめです。
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