セマンティック検索とは

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セマンティック検索とは、ユーザーが検索エンジンに入力する語句(検索クエリ)が会話文のようにあいまいな場合であっても、位置情報・日時など参考にしながら、ユーザーの検索意図(目的)を検索エンジンが理解し、ユーザーの求めるものに適合した検索結果を提供する技術・概念のことです。

セマンティック検索の技術の一つに「schema.org」が定めるHTMLフォーマット「microdata」があります。ページの概要を説明するタイトル・タグやメタ・ディスクリプション以外に、商品の写真や口コミサイトの評価点数といったユーザーニーズの高い情報を記述する場所があらかじめ用意されており、これをクローラー(検索エンジン・ロボット)が読み込むことでユーザーによりピンポイントな検索結果を提供します。

セマンティック(semantic)とは、「意味」を指す英語です。「セマンティックWeb」という用語もありますが、Webそのものを文字列ではなく文脈として意味をとらえる技術・概念です。これを応用して検索結果に表示する技術・概念が「セマンティック検索」です。

セマンティック検索の例

1.リッチスニペット

検索エンジンの検索結果に通常表示されるページ概要のテキストによる説明文とは別途付加された、ユーザーニーズが高い様々な情報のことを言います。スニペットとは「断片」という意味の英語で、通常は検索結果に表示されるページ概要の部分のことを言います。

「渋谷 映画」の検索例:上映中の映画タイトルと画像が表示されます。

映画館のリッチスニペット

サイト認識WEBサイトの状況を確認できるツールGoogle Search Consoleの「構造化データマークアップ支援ツール」を使うと、リッチスニペットの設定は比較的容易です。

2.アンサーボックス

Google検索で、検索クエリにヒットした検索結果ページ上部に、その検索クエリに対する答え・説明を表示する機能のことです。

「○○とは」「ドルの為替レート」といった何らかの意味や回答・数値を求めている場合によく表示されます。

3.ナレッジグラフ

Google検索で、検索クエリにヒットしたWebページの結果の上部や右横に、その検索クエリに関連しユーザーニーズが高い情報を検索エンジンが推測しサマリー表示する機能のことです。

例えば、「村上春樹 小説」で検索した場合、リッチスニペットとして単行本の表紙写真やおすすめのページが上位表示されます。その右下に関連性が深い作者についてのサマリーを表示されるのが「ナレッジグラフ」です。

「村上春樹 小説」での検索表示例はこちら

4.類義語

検索クエリは「上野 美術館」ですが、クエリに含まれないものの、検索エンジンが関連性やユーザーニーズが強いと判断した「博物館」や「美術展」のサイトは上位表示されます。

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