SEOキーワードとは
SEOキーワードとは、GoogleやYahoo!で検索するユーザーニーズにそって、Webサイトの運営者側で設定した語句やフレーズのことをいいます。ユーザーがGoogleやYahoo!の検索窓に入力したフレーズは「検索クエリ」といいます。
今回は、SEOをする上で極めて重要なSEOキーワードをご説明します。
例えば、
と検索窓に文字を入力するユーザーは、
というウォンツがあると推測できます。
これに対し「ダイエットに効果的な運動方法」を解説したページを用意することができれば、そのページにアクセスしてもらうことが可能になります。
非常に単純な流れですが、これがSEOキーワードの根源的な考え方になります。
SEOキーワードの種類
「単一キーワード」と「複合キーワード」
単一キーワードは、1単語のみで検索されているキーワードのことを言い、複合キーワードとは複数単語以上の語句で検索されるキーワードのことを言います。
複合キーワード:「ダイエット 運動」「ボディメイク 食事制限」
両者の違いとしては、複合キーワードの語句の数が多くなればなるほど、ユーザーのニーズやウォンツが明確になります。「ダイエット」のみではダイエットの何を知りたいのか意図が不明確ですが、「ダイエット 運動」というSEOキーワードからは「運動によるダイエットの方法について知りたい」のだろうと推測できます。
さらに「ダイエット 運動 自宅」というSEOキーワードであれば、運動の中でも「自宅で出来る運動を知りたい」のだろうと、意図を特定することができます。
「ビッグキーワード」と「スモールキーワード」
ビッグキーワードは、検索回数が多いキーワードのことを言い、スモールキーワードは検索回数が少ないキーワードのことを言います。
サイトへ多くのアクセスを集めたいときに、ビッグキーワードで検索上位を狙いたいところですが、ビッグキーワードほど競合も多くなり検索上位表示の難易度が高くなります。
スモールキーワードは検索数が少ないですが、競合が少ない傾向にあるため上位表示の難易度も低くなります。
よくある質問の一つに「どのくらいの検索数があればビックキーワードになりますか?」という質問がありますが、○○以上がビッグキーワードという明確な基準はありません。月間検索ボリューム数が1万件以上あればビッグキーワードという意見もあれば、数千件あればビッグキーワードという意見もあります。
「顕在キーワード」と「潜在キーワード」
直面している問題や課題を解決したい、あるいはすぐに購入や申し込みをしたいユーザーを顕在層。ニーズが発生する可能性があるユーザーを潜在層とします。ユーザーの行動プロセスによって検索するキーワードが変わることから、どのユーザーに対してどのようなコンテンツでアプローチすべきかを練る必要があります。
例えば、ハワイの不動産投資サイトがあるとします。
顕在層は、ハワイで不動産投資を考えているユーザーのため「ハワイ 不動産」「ハワイ 不動産投資」「ハワイ マンション投資」などのクエリで検索するユーザーをターゲットに対策します。
潜在層は、「不動産投資をハワイ以外で検討しているユーザー」「海外投資に興味がある初心者」などがターゲットになるため、広範囲のキーワードでアプローチをする必要があります。すぐに成約に結び付くわけではありませんが、未来の顧客と接点を持つという意味では極めて重要な施策です。
ターゲティング戦略を練ったうえでキーワードを選定しましょう。
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