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「車買取」で検索1位を獲得!分析ツール「TACT SEO」で上位表示を実現した成功事例
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サイトの運営者なら、誰もがその業界におけるビッグワードでの検索順位1位を狙っているはず。けれども、その壁を超えるのは、決して容易ではありません。しかし、ウィルゲートが自社開発したSEO分析ツール「TACT SEO」の導入によって、熾烈な戦いを繰り広げているクルマ業界で、その難題をクリアしたサイトがあります。

それが、株式会社プロトコーポレーション様の『グーネット買取』。サイトの運営に携わる同社の戦略本部課長・深津健一氏と、ITS1部フェロー・上館豪氏に、伸び悩んでいた『グーネット買取』が、「車買取」で検索順位1位を獲得するまでの軌跡をお聞きしました。

左:ITS1部フェロー・上館豪氏
右:戦略本部課長・深津健一氏

ビッグワードでの検索順位が低迷。有効なSEO施策が見出だせない状況に

「クルマ情報のリーディングカンパニー」として、圧倒的な知名度を有している株式会社プロトコーポレーション。国内最大級の中古車掲載台数を誇るポータルサイト『グーネット』を軸に、長年にわたって多くの人々のカーライフをサポートされています。車の売却を支援するサイト『グーネット買取』も、同社が提供しているサービスのひとつです。

『グーネット買取』は数年前から、「車買取」「車査定」といったビッグワードでの検索順位が低迷していました。もっとも厳しい時期には、9位にまで落ち込んでしまったといいます。その原因について、『グーネット買取』のプロデュースを担っている深津氏は次のように語ります。

深津氏:『グーネット買取』はもともと、古くからあったクルマのオークションサイト『グーオク』から派生したサービスでした。そのため、サイト自体の構造が最新のSEOに適した仕様になっていないなど、さまざまな問題点があったのです。それが、順位低迷の大きな要因となっていました。

とはいえ、SEO対策に力を入れていなかったわけではありません。SEOコンサルタントと提携してさまざま施策に取り組んでいましたが、それほど事態は好転しなかったと言います。当時の危機的な状況について、『グーネット買取』のサイトディレクターである上館氏が教えてくれました。

上館氏:私が『グーネット買取』の運営に加わったのは、3年ほど前のこと。当社としては過去最低の『車買取』で9位というタイミングで、何をどうすればいいのかわからず、ただただバタついていた記憶があります。

「TACT SEO」ならSEO対策に主体的に取り組める

このままではいけない。そう考えた深津氏は、思いきってコンサルティング会社を変えるためのリサーチを開始しました。周囲からの口コミなどを頼りに、絞り込んだ候補は3社。そのなかの1社が当社でした。

当社が独自開発したSEO分析ツール「TACT SEO」は、SEOに必要なキーワードや上位表示に関する方法について、的確な分析を行って改善策を提示するという点に重きを置いています。そしてコンサルタントの代わりにツールが問題点を素早く抽出してくれるので、PDCAをスピーディにまわせるという利点があります。深津氏はその点に大きな魅力を感じ、「TACT SEO」の導入を決めました。

深津氏:これまで、SEO対策に関してはコンサルタントに頼りっきりでした。ところが『TACT SEO』は、自分たちでサイトの問題点を分析できるツール。人任せではなく、SEO対策に主体的に取り組める点が、他社と大きく異なる魅力だったのです。

実際にSEO対策を担当している上館氏も、自分たち主導でPDCAをまわしていける点に惹かれたと言います。

TACT SEO

※ウィルゲートが開発したSEO分析ツール
https://tact-seo.com/

上館氏:SEOコンサルティングを依頼する場合には、定期的にコンサルタントからアドバイスを受けてサイトを改善していく、というのがSEO対策の一般的な流れ。けれども『TACT SEO』を使えば、自分たちでいつでもサイトの弱点を見つけ出せるので、人の手を借りずにすぐ改善のための施策を実行に移していけるのです。

上位サイトとの差分を埋めていき、ビッグワードでの検索順位1位を目指す

当社との打ち合わせの席で当社の担当者が提案したのは、「ビッグワードでの検索順位1位を目指しましょう」という高い目標でした。そして、そのために必要なのは、まずは『TACT SEO』で検索結果の上位表示ページ・サイトと『グーネット買取』を比較。そして不足しているページや情報を徹底的に追加していくという地道な施策でした。

この方法は非常にシンプルですが、上位サイト・ページとの差分を埋めていくのは簡単ではありません。しかし、深津氏は『TACT SEO』をとにかく信じてやってみようと決意。その決断に至ったのには、理由がありました。

深津氏:まだ『TACT SEO』を導入したばかりの頃でした。分析結果に基づいて改善を行ったところ、それまで停滞していた『車買取』の順位が5位まで上がったのです。『TACT SEO』の分析を信じて作業を続ければ成果が出そうだ、という大きな手応えを感じました。

「TACT SEO」の一番の強みは、Google検索上位の特定ページ、特定サイトと比較して、足りないキーワードやテーマ、ページをSEO観点でより深く、徹底的に洗い出せることです。ただ文字数を増やす、共起語を入れるだけでない、効果的なSEO施策を実施することができます。

さらにもう一つ、「TACT SEO」の強みがあります。それはGoogleガイドラインの考えと、ウィルゲートのこれまでのSEO知見と経験にも基づき、SEO観点で改善できる箇所を多岐にわたり指摘してくれる機能です。SEOの基礎が整っていないページやサイトには、特に心強い存在です。

深津氏は実際に導入してみて、これ以外にも自社サイトの問題点を指摘してくれる機能がとても役立つことに気づいたと言います。

TACT SEO サイト診断 画面イメージ

深津氏:私たちのように古い仕様のサイトを運営している者にとって、この機能はとても重宝するんです。自分たちで行っていたら何ヵ月もかかる問題点の洗い出しを、『TACT SEO』なら分析に数時間、その結果から具体的な改善案を立てるのも合わせてほんの2日程度でできるのですから

やればやった分だけ、成果に直結!念願の検索順位1位を獲得、現在も首位をキープ

上位サイト・ページとの差分を埋める作業と、自社サイトの問題点の改善という二軸で、高いハードルに挑んでいった『グーネット買取』。

スタートから半年ほどが過ぎた頃に、まず『車買取』の順位が2位まで上昇しました。熾烈な争いが続くクルマの買取市場では、サイトの検索順位がひとつ上がるだけで、売り上げが数百万円動くとも言われています。このランクアップは、同サイトにとって大きな前進となりました。

上館氏:『TACT SEO』の分析をもとにひたすら施策を実施し、リリースしていくのが私のミッション。週末にリリースした施策の成果が、週明けの順位変動に現れるなど、取り組んだ分だけ結果が目に見えるのがうれしかったです。

もともとは1ヵ月に4~5つというペースで施策を実施していたのが、『TACT SEO』導入後は1週間に4~5つというペースに。現場の司令塔として働いている上館氏の負担は、非常に大きなものでした。

※2020年7月最高順位

「『TACT SEO』を導入すると、改善すべきポイントがより多く分かってしまうので、エンジニアは大変なんですよ」と、深津氏も苦笑します。特に、2位まで辿り着いてから先が、長く険しい道のりだったという。

深津氏:正直、上位サイトとの差を埋める作業と自社サイトの問題点を改善していく作業を、ひたすらやり続けるのはとても大変です。ただ、たとえ検索順位がアップしなくても、『TACT SEO』に指摘される問題点が100コから50コに減ったなど、やったことの結果が数値で表れるのでモチベーションを維持することができました

細かな『TACT SEO』からの指摘に、日々対応し続けた上館氏。その間に実施した施策は、数えられないほどでした。しかし、こうした苦労と努力は、検索順位アップという確かな形で表れました。

TACT SEO 上位表示分析 画面イメージ

深津氏:2020年の1月、一時的に「車買取」での検索順位で1位を獲得できました。さらに継続的に施策を実施していった結果、5月6日以降は安定的に首位をキープ。2位から1位になったことでサイトから買取店への送客数がグンと増え、査定の申し込みが1.4倍にアップしたのです。

入社以来、Google検索で「車買取」1位を経験したことがなかったという上館氏は、その効果に驚いたと言います。

上館氏:オーガニック検索のアクセス数がここまで伸びるなんて、思ってもみませんでした。

TACT SEO 上位表示分析 流入キーワード調査

分析にかかる工数を削減でき、施策の実施スピードが向上したのもメリット

上位サイト・ページとの差分を埋めるには徹底的に改善を繰り返していく必要があるので、現場の作業量はその分増えていきます。しかも、短期スパンで施策を推し進めようとすれば、ある程度のコストも覚悟しなければなりません。それでも、「それ以上にメリットのほうが大きかった」と深津氏。

深津氏:問題解決のプロセスは『Where-Why-How』の順番で進めよ、という考え方がありますよね。

深津氏:『TACT SEO』を活用すれば、『Where』の領域、つまり何が問題か、そして『Why』の領域、なぜ問題なのかを明確にする作業をすべて一任できる。結果、私たちは原因を深堀りした上で、『How』の領域、つまり施策の立案に集中できるようになったのです。分析にかかる工数を大幅に削減でき、施策の実施スピードが向上しました。

また、コンサルタントのアドバイスをもとに施策を実施していた頃と違い、主体的にSEO対策に関わるようになったことで、上館氏は自身の成長を感じました。

上館氏:正直、それまでは理由をよく理解しないまま、言われた通りに施策を進めるケースが多かったんです。けれども『TACT SEO』のおかげで、SEO対策における考え方を把握することができました。今では、社内のどのディレクターよりもSEO対策に詳しいと自負しています。「TACT SEO」というツールだけでなく、当社の担当者の存在も、二人にとっては非常に心強い存在となりました。

深津氏:分析によって導き出された問題点を解決するために、どのような施策を実施すればいいのかわからないときが何度かありました。そんなときに相談すると、必ず解決策を提示してくれたんです。また、最初の段階で『TACT SEO』にできること、できないことを明確に教えてくれ、できない領域については別の形でフォローしてくれたのも助かりました。

SEO対策やサイト改善のノウハウを手に入れられたことが一番大きな収穫

SEO対策には、ゴールはないと言っても過言ではありません。深津氏は、継続的にSEO対策を続ける上でも、「TACT SEO」は魅力的なツールだと話します。

TACT SEO

深津氏:検索1位という結果以上に大きな収穫は、SEO対策やサイト改善のノウハウを手に入れることができたこと。Googleアルゴリズムは日々変化しているので、このままずっと順位をキープできるとは限りません。けれども、すでにメソッドが確立されているので、万が一のときでもスムーズに対応できると確信しています。

日々「TACT SEO」と向き合っている上館氏は、トップを追いかける立場だった頃と違って、意識が大きく変化したと語ります。

上館氏:1位を目指していた頃は、目の前にわかりやすいゴールがありましたが、今は『ここまで』という明確なゴールがありません。いつ順位を抜かれるかわからない、というプレッシャーも感じています。そういった意味で、1位を獲得してから今まで以上にSEO対策に注力しなければと気が引き締まりました。同時にさらに改善を繰り返し、ユーザーがより使いやすいサイトにしていきたいです。

現状に決して満足することなく、深津氏が見据えるのは早くも次のステージ。

深津氏:例えば、車種やエリアといったミドルワードの領域で、まだまだ改善の余地がたくさんあるはずです。今後はミドルワードも含めて、検索の上位表示を目指していきたい。それが、多くのユーザーのカーライフを豊かにするという、私たちのミッションの実現につながっていくでしょう。

最後に、大きな壁を乗り越えて1位を獲得した経験をもとに、「TACT SEO」を使ったことがない企業へメッセージをいただきました。

深津氏:まずは騙されたと思って3ヵ月間、『TACT SEO』の分析結果を信じて試してみてください。導入しやすいよう、無料のプランも用意されています。一度『TACT SEO』に触れれば、『グーネット買取』のように成果を体感できる可能性が高いでしょう。

 

記事中でご紹介したTACT SEOで、自社サイトの上位表示を目指しませんか?

プロモニスタ編集部
プロモニスタ編集部
プロモニスタでは、コンテンツマーケティングとコンテンツSEO、SEO対策を中心にwebマーケティング関連の最新情報やノウハウ、当社の事例を発信しています。
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