今日は新しく作成したページを5分以内にGoogleにインデックスさせる方法をご説明します。
インデックスさせるとは?
まずはGoogleのような検索エンジンが一体何を行っているのかを説明していきましょう。
検索エンジンはウェブ上にあるページを巡回してデータを収集してきます。巡回してきたデータに何が書かれていたのか、どんな画像があるのか、動画はあるのかなどの情報を記録していきます。
この記録をインデックスと呼び、ユーザーが検索をするときは検索キーワードとこのインデックスの情報を結びつけて検索結果を表示しているのです。
つまり、インデックスされていないページはどんなキーワードを使って検索しても、決して検索結果には出てこないのです。
どうやってインデックスさせるのか
上で説明したように、検索エンジンはウェブ上のページを巡回してデータを収集してきます。
これにはクローラーと呼ばれるロボットを使っています。クローラーはページ上に記載されているURLをリストアップし、リストアップされたURL先のページに行きまたリストを作る、という作業を延々繰り返していきます。
つまり新しいページを作成した時、そのページをインデックスさせるには、そのページにリンクを張っているページにクローラーが来ないことにはいつまでたってもインデックスされないということになります。ページの内容や種類にもよりますが、クローラーが来る頻度は数時間から数週間ととても幅広いです。
ですのでよほどタイミングがよくない限り、新しく作成したページがすぐにインデックスされるということは無いのです。
もし、あなたの書いた記事が時事ネタで新鮮さが命のものだったらどうでしょう?インデックスされて検索エンジンからの流入が見込める頃には記事のネタが古くなってしまったということになるかもしれません。
少しでも早くインデックスさせるにはどうしたらいいでしょうか?
そのための2つの方法について説明していきましょう。
- なるべく多くのページからリンクを貼る
- ウェブマスターツールのFetch as Google機能を使う
なるべく多くのページからリンクを貼る
こちらはクローラーの流入経路を増やすことで、クローラーが来る可能性を少しでもあげるという方法です。
もしあなたがページを作成してそのまま何もしなかったらどうなるでしょう?
新しく作ったページヘのリンクが記載されているのはあなたのサイトだけになってしまいます。こうなるとまずはあなたのサイトにクローラーが来るまで待たなくてはなりません。
そこで新しくページを作成したら、できるだけ多くの場所でそのページを作ったことを知らせるようにするのです。有名なところでいうとtwitterやGoogle+、はてなブックマークといったところがあげられます。
※各サービスで紹介するのは1回だけにしましょう。
何個もアカウントをつくって大量にリンクを貼るのはスパム行為とみなされ評価が下がる可能性があります。
こうすることでクローラーの流入経路を増やし、インデックスの可能性をあげることができます。
Google Search ConsoleのFetch as Google機能を使う
Googleが提供しているSearch Consoleというサービスを利用します。このサービスの中には「Fetch as Google」という、Googleのクローラーを強制的に巡回させる機能があります。
この機能を使うことで、最短5分程度でインデックスさせることができるという方法です。
左側の一覧の中から「クロール」という場所を選び、その中にある「Fetch as Google」という部分をクリックします。
新しく作成したページのURLを記載して「取得」ボタンをクリックします。

すると画面の上の方に次のようなラベルが出てきます。

ものの数分で新しいページがインデックスされるはずです。
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