Googleのモバイルファーストインデックス(MFI)導入による影響と対策

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Googleは11月5日に

Google ではモバイル ファーストのインデックス登録に向けた実験を開始しています
引用:モバイル ファースト インデックスに向けて

上記のように発表しました。

本記事では、モバイルファーストインデックスに関するGoogle公式ブログやGoogle社員のTweetを引用して、今回のモバイルファーストインデックス(Mobile-First Index)についてわかっていることと、確認しておきたいことをまとめたいと思います。(2016年11月9日現在)

モバイルファーストインデックス(Mobile-First Index)とは?

まず、今回発表されたモバイルファーストインデックス(Mobile-First Index 以下MFI)とは

ユーザーにとってさらに価値ある検索結果を提供するために、Google ではモバイル ファーストのインデックス登録に向けた実験を開始しています。Google 検索のインデックスは、サイトやアプリについての単一のインデックスとして存続しますが、将来的に Google のアルゴリズムはモバイル版のコンテンツを主に使用するようになります。
つまり、ページのランキングを決定したり、構造化データを理解したり、検索結果にスニペットを表示する際も、モバイル版のコンテンツが使用されるようになります。

とあるように、簡単に言うと
今まではデスクトップ版のページをクロールしていたのを、モバイル版のページをクロールし、評価するようになるということです。

モバイルファーストインデックス(Mobile-First Index)によって具体的にどのような影響が出るのか

特に気になるであろう

  • いつからすべてのユーザーに適応されるのか
  • モバイル版サイトを持っていない場合はどうなるのか
  • モバイル版サイトは保有しているがコンテンツがない場合どうなるのか
  • モバイル版とデスクトップ版で異なるリンクの扱いはどうなるのか
  • モバイル版とデスクトップ版で異なるページスピードはどうなるのか

の5つについて、Googleの見解をお伝えします。

モバイルファーストインデックス(Mobile-First Index)が適応されるのはいつか?

今回のGoogleの公式発表では、このモバイルファーストインデックスは今はまだ、小規模な実験段階であるといっています。

Google のインデックス登録に関する重要な変更であり、慎重に取り組むべき課題であると私たちは考えています。そのため、今後数カ月にわたって小規模の実験を入念に行い、素晴らしいユーザー体験を提供していると自信をもって判断した時点でより広範囲にわたって変更を反映していきます。

翻訳:ロールアウトの前にはちゃんとした日にちのアナウンスがあるの?
翻訳:わかんない。まだ何ヶ月も先の話だし

上記Tweetにあるように、Gary Illyesは正式発表があるかわからないが、MFI適応までにまだ数ヶ月先の話だと述べています。

モバイル版サイトがない場合は今すぐ作る必要があるのか?

今回のGoogleの発表を聞いて「やばい。。モバイル版サイトがない。。」と心配になった方もいるかと思いますが、Googleの公式ブログには

デスクトップ版のサイトしか存在しない場合、Google は引き続きデスクトップ版のサイトをインデックスします。モバイルユーザーエージェントを使用してアクセスする際も問題ありません。

と発表されているので、ご安心ください。

翻訳:Mobile First:でもデスクトップ版しかないサイトだって検索結果にはでるし、検索可能だ。「モバイルゲドン(モバイルフレンドリーアップデートのこと)」のときだって、どのサイトも消し去られなかったことを思い出してほしい。

公式ブログと同じく、Gary Illyesも上記のようなTweetをしています。
しかし、今後万が一のことを考えてモバイル版サイトを用意しておいたほうが安心かもしれません。

モバイル版サイトがあるけど、ほとんどコンテンツがない場合

特にBtoBサービスを運営されている企業は、とりあえずモバイル版サイトはあるけど、流入のほとんどがデスクトップからで全くモバイル版サイトに手を付けていないというところも多いと思います。

その場合でも、モバイル版のページを優先してインデックスすると述べています。

翻訳:つまり(ときにはコンテンツの少ない)モバイル版の方を基準に順位付けするってこと?
翻訳:そのとおり

コンテンツが少ないモバイル版を優先して評価するとなると、気がかりが「パンダアップデート」だと思います。
これがGary Illyes氏の発言によると、モバイル版のWebサイトがパンダアップデートの影響を受ける可能性があると述べています。

翻訳:モバイル版で計算されなおすなら、パンダのスコアも変わるって考えていい?
翻訳:良い質問だね!論理的にはイェス!実際はどうなるかまだわかんないんだけどね。

ですので、すでにモバイル版サイトを保有していて、全く更新がされていない場合は、数ヶ月の間に対応したほうが良さそうです。

そんなときのために、Google公式ブログから引用した取り組むべき項目を後述します。

レスポンシブデザイン動的な配信を行っているサイトで、主要なコンテンツやマークアップがモバイル版とデスクトップ版で同一である場合は、何も変更する必要はありません。

●主要なコンテンツやマークアップがモバイル版とデスクトップ版で異なるようなサイトの設定を行っている場合、いくつか変更を検討してみてください。

○構造化データ マークアップがデスクトップ版とモバイル版の両方で配信されるようにします。

○構造化データ マークアップの同一性を確認するには、構造化データ テストツールにデスクトップ版とモバイル版の両方の URL を入力し、出力結果を比較します。

○モバイルサイトへ構造化データを追加する際は、それぞれのドキュメント特有の情報に関係のないマークアップを大量に追加するのは控えます。

robots.txt テスターを使用してモバイル版のコンテンツに Googlebot がアクセス可能であることを確認します。

rel=”canonical” リンク要素を変更する必要はありません。デスクトップとモバイルのそれぞれの検索ユーザーにとって適切な結果を表示するために、Google はそれらのリンク要素を引き続き使用します。

●Search Console でデスクトップ版のサイトしか確認していないサイト所有者は、モバイル版のサイトの追加および確認を行ってください。
●デスクトップ版のサイトしか存在しない場合、Google は引き続きデスクトップ版のサイトをインデックスします。モバイルユーザーエージェントを使用してアクセスする際も問題ありません。

デスクトップ ユーザーにとって使いやすいサイトは、壊れたり不完全なモバイルサイトよりも、モバイルユーザーにとって好ましい場合があります。モバイルサイトを作成する際は、サイトが完成し準備が整ってから公開することをおすすめします。

モバイル版とデスクトップ版で異なるリンクの評価や扱いはどうなる?

今回のGoogleの発表では、主にコンテンツについて触れられていて、リンクの評価については触れられていませんでした。
デスクトップ版ページでしか獲得していないリンクがあるとすれば、そのリンクの評価は引き続き重要なのかについて、Gary Illyesはまだ何も言及せず、検討の余地があるとのこと。

翻訳:けど、例えばリンクみたいなシグナルは依然として重要なんでしょ?
翻訳:リンクについてはまだ何も言いたくはないな。まだ時期尚早だし、それについてはまだ色々と動いている最中なんだ。

今後のGoogleからの発表を待つ必要がありそうです。

モバイル版とデスクトップ版で異なるページスピードの評価はどうなる?

Googleはすでにランキング要素として、デスクトップ版のページスピードを評価していました。これはどのような評価になるのでしょうか。

先述した、”デスクトップ版はコンテンツが充実してるけどモバイル版にコンテンツがない”場合と同じように、”デスクトップ版はページスピードが早くても、モバイル版は遅い”という場合は、やはりモバイル版のページスピードを評価することになりそうなので、コンテンツの拡充とページスピード、合わせて今後対策していく必要がありそうです。

翻訳:別の言葉で言うなら、今までと同じさ。ただデスクトップ版のかわりにモバイル版のページをクロールするってこと。

モバイルフレンドリー(ランキング要素)は今後も変わらない

今回のMFIの発表があったからといって、モバイルフレンドリーランキングシグナルに変更はないとのこと。

以下がPaul HaahrのTweetです。

翻訳:モバイルフレンドリーについては何も変わらいないよ。モバイルデバイスから検索した場合のみ適応される。

モバイルフレンドリーについて対応すべきことはこちらにまとめてあるので参考にしてみてください。

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