Googleのモバイルファーストインデックス(MFI)導入の時期や影響と対策【2018年3月最新版】

24229
Pocket

Googleは2018年3月26日の深夜に今後「モバイルファーストインデックスを導入する」と発表しました。

本記事では、モバイルファーストインデックスに関するGoogle公式ブログやGoogle社員のTweetを引用して、モバイルファーストインデックス(Mobile-First Index)についてわかっていることと、確認しておきたいことをまとめたいと思います。(2018年3月27日現在)

なお、本記事はニュース情報がメインでございますが、モバイルファーストインデックスでトラフィックを失わないようにするための対応方法についてはガイドブックにておまとめしております。以下を参照ください。

MFI対応マニュアル

MFI対応マニュアルガイドブック

  • 構造化データ
  • alt属性
  • XML サイトマップ・・・などなど

 

モバイルファーストインデックスとは?

これまでのGoogleのランキングシステムでは、モバイルで検索した際にもPCページをベースに評価してきましたが、MFI導入後のサイトではモバイル版のページを検索エンジンが収集しランキング評価が行われます。
Google検索を使用するユーザーの多くがモバイル端末から検索を行うようになりましたが、PCページよりもモバイルページの情報量が少ないケースが一部のサイトに存在するため、モバイルの検索ユーザーに対して不適切という背景から行われる変更です。

ポイント

  • MFI切り替えの準備ができたサイトから導入が実施される
  • モバイル版ページのコンテンツがインデックス登録とランキングの決定に使われる

モバイルファーストインデックスによる影響

特に気になるであろう

  • 正式リリースされたMFIで直ちに切り替わりが起きるサイトとは
  • MFI移行準備ができていないサイトはMFIの切り替え時期とは
  • モバイル版サイトを持っていない場合はどうなるのか
  • モバイル版サイトは保有しているがコンテンツがない場合どうなるのか
  • モバイル版とデスクトップ版で異なるリンクの扱いはどうなるのか
  • モバイル版とデスクトップ版で異なるページスピードはどうなるのか

の6つについて、Googleの見解をお伝えします。

正式リリースされたMFIで直ちに切り替わりが起きるサイトはどんなサイトでしょうか?

Googleの発表によれば、モバイルファーストインデックスに移行する準備が出来ているサイトかどうかを個別に評価して、準備が出来ているサイトを移行していくとアナウンスされています。

モバイルファーストインデックスに移行する準備が出来ているサイトとは、モバイル版ページとPC版ページに同じコンテンツが含まれているサイトなど、モバイルファーストインデックスに切り替えても影響が出ない(少ない)ようなサイトです。

MFI移行が開始されたらGoogleサーチコンソールでメッセージが通知されるため、切り替えが実施されたかどうかはメッセージを確認して確認しましょう。

MFI移行準備ができていないサイトはいつ頃MFIの切り替えが起きるのでしょうか?

MFIの移行準備が出来ているサイトに対してはGoogleからアナウンスがあったとおり移行が開始され始めています。

MFIの移行準備が出来ていないサイトはいつ切り替えが実施されるのかは不明です。アナウンスが開始されたこのタイミングで数日以内に実施される可能性は極めて低いと思いますが、数ヶ月後には一斉に切り替わる可能性も考えられます。

PC版とモバイル版で同一のコンテンツがない、メタ情報がモバイル版にないなど、MFI切り替えの準備が出来ていない場合は早急に対応に取り掛かることを推奨します。

モバイル版サイトがあるけど、ほとんどコンテンツがない場合

特にBtoBサービスを運営されている企業は、とりあえずモバイル版サイトはあるけど、流入のほとんどがデスクトップからで全くモバイル版サイトに手を付けていないというところも多いと思います。

その場合でも、モバイル版のページを優先してインデックスすると述べています。

翻訳:つまり(ときにはコンテンツの少ない)モバイル版の方を基準に順位付けするってこと?
翻訳:そのとおり

コンテンツが少ないモバイル版を優先して評価するとなると、気がかりが「パンダアップデート」だと思います。
これがGary Illyes氏の発言によると、モバイル版のWebサイトがパンダアップデートの影響を受ける可能性があると述べています。

翻訳:モバイル版で計算されなおすなら、パンダのスコアも変わるって考えていい?
翻訳:良い質問だね!論理的にはイェス!実際はどうなるかまだわかんないんだけどね。

ですので、すでにモバイル版サイトを保有していて、全く更新がされていない場合は、数ヶ月の間に対応したほうが良さそうです。

そんなときのために、Google公式ブログから引用した取り組むべき項目を後述します。

レスポンシブデザイン動的な配信を行っているサイトで、主要なコンテンツやマークアップがモバイル版とデスクトップ版で同一である場合は、何も変更する必要はありません。

●主要なコンテンツやマークアップがモバイル版とデスクトップ版で異なるようなサイトの設定を行っている場合、いくつか変更を検討してみてください。

○構造化データ マークアップがデスクトップ版とモバイル版の両方で配信されるようにします。

○構造化データ マークアップの同一性を確認するには、構造化データ テストツールにデスクトップ版とモバイル版の両方の URL を入力し、出力結果を比較します。

○モバイルサイトへ構造化データを追加する際は、それぞれのドキュメント特有の情報に関係のないマークアップを大量に追加するのは控えます。

robots.txt テスターを使用してモバイル版のコンテンツに Googlebot がアクセス可能であることを確認します。

rel=”canonical” リンク要素を変更する必要はありません。デスクトップとモバイルのそれぞれの検索ユーザーにとって適切な結果を表示するために、Google はそれらのリンク要素を引き続き使用します。

●Search Console でデスクトップ版のサイトしか確認していないサイト所有者は、モバイル版のサイトの追加および確認を行ってください。
●デスクトップ版のサイトしか存在しない場合、Google は引き続きデスクトップ版のサイトをインデックスします。モバイルユーザーエージェントを使用してアクセスする際も問題ありません。

デスクトップ ユーザーにとって使いやすいサイトは、壊れたり不完全なモバイルサイトよりも、モバイルユーザーにとって好ましい場合があります。モバイルサイトを作成する際は、サイトが完成し準備が整ってから公開することをおすすめします。

モバイル版とデスクトップ版で異なるリンクの評価や扱いはどうなる?

過去のGoogleの発表では、主にコンテンツについて触れられていて、リンクの評価については触れられていませんでした。
デスクトップ版ページでしか獲得していないリンクがあるとすれば、そのリンクの評価は引き続き重要なのかについて、Gary氏はまだ何も言及せず、検討の余地があるとのこと。

翻訳:けど、例えばリンクみたいなシグナルは依然として重要なんでしょ?
翻訳:リンクについてはまだ何も言いたくはないな。まだ時期尚早だし、それについてはまだ色々と動いている最中なんだ。

今後のGoogleからの発表を待つ必要がありそうです。

モバイル版とデスクトップ版で異なるページスピードの評価はどうなる?

Googleはすでにランキング要素として、デスクトップ版のページスピードを評価していました。これはどのような評価になるのでしょうか。

先述した、”デスクトップ版はコンテンツが充実してるけどモバイル版にコンテンツがない”場合と同じように、”デスクトップ版はページスピードが早くても、モバイル版は遅い”という場合は、やはりモバイル版のページスピードを評価することになりそうなので、コンテンツの拡充とページスピード、合わせて今後対策していく必要がありそうです。

翻訳:別の言葉で言うなら、今までと同じさ。ただデスクトップ版のかわりにモバイル版のページをクロールするってこと。

 

【追記】Googleはページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素に取り入れることを、2018年1月18日のウェブマスター向け公式ブログで発表しました。

名称は「スピード アップデート」、2018年7月に導入を予定しています。

MFIの拡大に合わせて読み込み速度の対応にも取り組みましょう。

モバイルフレンドリー(ランキング要素)は今後も変わらない

今回のMFIの発表があったからといって、モバイルフレンドリーランキングシグナルに変更はないとのこと。

以下がPaul HaahrのTweetです。

翻訳:モバイルフレンドリーについては何も変わらいないよ。モバイルデバイスから検索した場合のみ適用される。

モバイルフレンドリーについて対応すべきことはこちらにまとめてあるので参考にしてみてください。

以上、モバイルファーストインデックスにおけるニュースとなります。
また冒頭にも紹介しておりますが、MFI対応マニュアルガイドブックをご案内させていただきます。

Pocket


無料ebook

【超実践編】実際のGoogleアナリティクス画面を見ながら学べるアクセス解析入門講座
姓(必須)
名(必須)
会社名(必須)
電話(必須)
メールアドレス(必須)
個人情報のお取り扱いについて

競合比較ができるSEOツール SEOカウンセラー

最大10項目(順位/被リンク数など)の競合調査が無料でできます。

プロモニスタ編集部
プロモニスタでは、コンテンツマーケティングとコンテンツSEO、SEO対策を中心にwebマーケティング関連の最新情報やノウハウ、当社の事例を発信しています。