季節ネタを取り入れたコンテンツを配信するとサイトへのアクセスはどれくらい増えるのか、検証した結果を公開します

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コンテンツをより多くの方に見てもらうための方法として、トレンドに乗った情報を発信するというものがあります。

 

私たちのようなビジネスブログの場合、業界の最新情報などを発信していくのがスタンダードな方法ではありますが、今回は季節イベントのトレンドに乗ったコンテンツを作るという取り組みをしてみました。

 

本記事ではトレンドコンテンツを発信した結果とそこから学んだことをご紹介していきます。
コンテンツマーケティングを実施する上でも参考になるデータかと思いますので、ぜひ参考にしてください。

 

記事の概要

 

まず毎年参加する人が増えているように感じられるハロウィンについて、実際にどれくらいの人が参加しているのか、ハロウィンの仮装に興味があるかなどの調査を行いました。

該当記事の内容は、その調査結果を検索回数の動向などと絡めながらまとめたものになります。

 

《該当記事》
今年は仮装もアナ雪が大流行?!日本のハロウィンをアンケートと検索回数動向から紐解いてみた
8ハロウィン記事キャプチャ_プロモニスタ

《目的》
トレンドに乗ったコンテンツによってバズを起こし、ニュースに取り上げられることで、会社の認知度を高めること
※社内広報部と連携し、プレスリリースを配信するためにブログ記事を作りました。

《公開日》
2014年8月28日

《アンケート内容》
●ハロウィンのイベントに参加したことがありますか
●何がきっかけでハロウィンのイベント等参加しようと思いましたか
●ハロウィンで仮装したことがありますか
●ハロウィンの仮装に興味がありますか
●仮装用品はどこで準備しましたか
●今年(2014年)の仮装で流行ると思うものはなんですか

《記事作成にかかった工数》
アンケート内容の企画:1時間
アンケート実施期間:10日間
アンケートの集計・記事化:3時間

 

アンケートには自社メディアのクラウドソーシングサービス(サグーワークス)を利用しています。

 

アクセス解析にはカスタムセグメントが便利

 

ちなみに、特定のページにランディングしたユーザーについて分析する際には、カスタムセグメントが便利です。
Googleアナリティクス上部から設定することで、レポート全体にフィルタをかけることができます。

 

<カスタムセグメント設定方法>
9カスタムセグメント設定方法

 

結果からわかったこと

 

  • トレンドに沿ったコンテンツを発信することで、検索エンジン経由の流入も着実に増加する
  • コンバージョン率は低いものの、コンバージョンするユーザーもいる
  • ナチュラルリンクの獲得数は思ったほどは伸びなかったが、アンケート内容を引用しやすいものにすることで増加させられる可能性はある
  • プレスリリース配信によって、獲得できるリンク数は増加する※

※リンク獲得のみを目的としたプレスリリースはスパム扱いされる可能性があります。
あくまで自社の発表をより多くの人に知ってもらう、広めるという目的から外れてはいけません。
プレスリリース配信サイトからのリンクについての詳細は下記の記事をご覧ください。
「プレスリリースは広告と同じ、リンクにはnofollowを付けるべき」とGoogleのジョン・ミューラー氏 | 海外SEO情報ブログ

 

それぞれのわかったことについて、具体的な数値を挙げながら解説していきます。

 

アクセス数/コンバージョン/被リンクの変化について

 

まずは該当のコンテンツへのアクセスに関連する数値のご紹介です。

 

《ページヘのアクセス数》
総アクセス数:1,640
オーガニック(自然検索):1,383
別サイトからの流入:58
ソーシャルからの流入:61
その他/Direct:117

 

15ハロウィン記事へのアクセス数の推移_プロモニスタ
※画像はクリックで拡大

 

《流入キーワード/流入キーワード数》
流入キーワード数:354
※53%が(not provided)
流入キーワードTOP50:下記画像参照

 

10ハロウィン記事_流入キーワードTOP50
※画像はクリックで拡大

 

トレンドに乗った記事なので、ソーシャルで拡散されたりするかと思いましたが、そこは思ったより伸びず、結果としてページヘのアクセスの実に84%がオーガニック(検索エンジン経由)のアクセスということになりました。

 

記事を公開したのが8月28日なので、約2ヶ月半で1,600アクセス獲得している計算になります。

 

この数は決して多くないように感じられるかもしれませんが、当ブログについて言えば、最も多くオーガニック流入を獲得している記事でも、同期間で872アクセスなので、相対的に多くのアクセス獲得に貢献したと言えます。

 

参考:その他の記事の同期間のオーガニックからのアクセス数

16他ページのオーガニック流入と比較

 

9月の後半に向けて伸びた後少し落ち込み、10月末のハロウィン本番直前に再度少し伸びています。ハロウィンが終わった11月以降はガクッとアクセスが落ちています。

 

イベントが近づくに連れて伸びるのではないというところがポイントかと思います。季節トレンドに乗った記事であれば、トレンドの2~3ヶ月くらい前に記事を出しておいた方が、オーガニックからのアクセスを獲得しやすいでしょう。

 

コンバージョン数/コンバージョン率

 

《コンバージョン率/コンバージョン数》
コンバージョン率:0.24%
※コンバージョンの定義はページ内のバナーのクリック
コンバージョン数:411ハロウィン記事からのコンバージョン_プロモニスタ
※画像はクリックで拡大

 

予想通りではありますが、コンバージョン率はかなり低い数値となりました。
コンバージョンのポイントがページ内のどれかのバナーのクリックなので、ハードルは比較的低いはずですが、やはり流入するユーザーと当ブログの本来のターゲットが合っていないためにこのような数値となったことが予想されます。

 

ブログの目的にもよりますが、私たちのブログの場合、認知の拡大だけではなく、メルマガ登録や資料のダウンロードなどを重視しているため、この取組みによる成果は乏しかったと言えるでしょう。

 

リンク獲得数

 

《リンク獲得数》
該当ページへのリンク:1112ハロウィン記事の被リンク_ウェブマスターツールデータ
※画像はクリックで拡大

 

該当ページのプレスリリースによるプログトップへのリンク:下記画像参照
14ブログTOPへのリンクの増加_ahrefs
※画像はクリックで拡大

 

リンク元サイト:下記画像参照
13ハロウィン記事へのリンク元ページ_ahrefs_プロモニスタ
※画像はクリックで拡大

 

被リンクの調査にはウェブマスターツールahrefsを利用しています。

 

調査記事はその他の記事よりもデータとして引用されやすいと考えていましたが、思うようにはリンク獲得はできませんでした

 

この部分はアンケートの質を高めることでかなり変化する数値かと思われます。

 

アクセス数のところでも、想像していたよりソーシャルからの流入が伸びなかったとお伝えしましたが、ソーシャルで拡散したくなるような内容であれば引用もされると思います。ここはコンテンツ企画の段階でよりブラッシュアップしていくべき部分だと感じました。

 

またプレスリリース配信についてですが、
普通はブログを更新しただけでプレスリリースを出すことはしませんが、今回のような調査であればプレスリリースを出しても全く不自然ではありません。
(今回はどちらかと言えばプレスリリースを出せるような内容にすることを重視していました)

 

この記事はプレスリリース配信により33媒体に掲載していただけたほか、そのプレスリリースをきっかけとしてその他の媒体に掲載されるケースもありました
今回のプレスリリースでは、署名欄にブログへのリンクをつけていたため、ブログトップへのリンクが増加したのだと思われます。ただし、必ずリンクをもらえるというわけではなく、プレスリリースを基に再編集して記事を掲載するような媒体は元記事へのリンクがない場合も多いです。

 

多くの方に情報を知ってもらうという目的から言えばリンクが無くても問題はないですが、元記事へのリンクを貼る媒体のために、プレスリリースにリンクを入れておくことは必須です。

 

まとめ

 

今回は、トレンドに乗った記事によるバズは起こすことができませんでしたが、
意外にもオーガニックからの多くのアクセスを獲得することができました

 

よって、アクセス増加をもっとも重要な目的とするサイトであれば、季節トレンドに沿った調査などを行い、記事にすることでバズという不確定要素に頼らずに成果を上げることができる可能性があります。

 

しかしながら、コンバージョンを重視するサイトの場合、バズによって多くのリンクを獲得出来るなどのメリットが見込めない限り、費用対効果が合うやり方とは言いにくいでしょう。

 

今回は社内の広報部と連携し取り組んできましたが、コンバージョン率の低さなどから判断して継続的に取り組むことはしませんでした。
しかしながら、ブログの運営を続ける中でバズを起こす打率を上げ、そのノウハウを応用して再チャレンジできればと思います。

 

今から調査、記事化するなら、クリスマスよりバレンタインかもしれません。興味が湧いた方がいらっしゃれば、ぜひ挑戦してみてください。

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