SEOライティングの基礎と知っておくべき13のポイント

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「サイトにコンテンツを追加したのにアクセスが増えない…」
そんな状況に陥っているサイト運営者は多いものです。

サイトへのアクセスを増やすためのひとつの方法が、SEO対策です。特定のキーワードで上位表示されることで、コンテンツへのアクセスは増加します。

そこで重要なのが、上位表示されやすくするための「SEOライティング」です。価値あるコンテンツをきちんとユーザーに届けるためのSEOライティングの「基礎」と「具体的な12のポイント」をご紹介します。

 

鉄則:ユーザーにも検索エンジンにもわかりやすく

SEOに適したライティングをするために、まずは「SEOとは何か」を復習しましょう。

 

SEOとは、ユーザーと検索エンジンの双方にやさしいサイトを構築し、検索結果により多く露出させるための考え方。また、そのための技術や手法のこと。

 

重要なのは、ユーザーだけを意識するのでもなく、検索エンジンだけを意識するのでもなく、どちらにもわかりやすい表現の仕方を心がけるということ。

SEOを意識するあまりユーザーにとって不自然な文章になったり、テキスト量は多いけどユーザーに伝わりにくいページになっていたりするのは本末転倒です。

まず第一に重視すべきなのは「ユーザーのためになること」だと肝に銘じましょう。そのうえで、検索エンジンのクローラー()の特徴を理解することで、SEOライティングができるようになります。

インターネット上の情報を収集するロボットのようなもの。このクローラーがサイトの情報を集め、検索エンジンに登録することで、サイトが検索結果に表示されるようになる。

 

テキストの位置によって重要度が違う:ページ内の重要な要素

クローラーはすべてのテキストデータを平等に扱うわけではありません

ページ内で重視される順番は、大枠で以下のようになります。よりクローラーに重視される部分にキーワードを含めることで上位表示可能性を高められます。

▼ページ内の重要要素

タイトル

見出し(h○タグ)

本文

★SEOを意識したライティングで最も重要なのはタイトル

 

それでは以下で最低限チェックしておきたいSEOライティングのポイントをお伝えしていきます。

 

1.ページのタイトル

まずはSEOライティングにおいて最も重要なタイトルについてです。

 

①タイトルに上位表示したいキーワードを含める

上位表示を狙っているキーワードをページのタイトルに必ず含めるようにしましょう。

▼例:「夏休み 海外旅行 格安」で上位表示を狙っている場合
タイトル例-夏休み 海外旅行 格安

この時、なるべく狙っているキーワードはタイトルの前方、さらにタイトル全体も短いほうが、特定のキーワードに対する効果は高くなります。

しかしながら、そうなっているかどうかで上位表示率が大きく変わるものではないので
ユーザーが見たときに魅力的に見えるかなども加味して自然なタイトルにしましょう。

 

②文字数の目安は28文字を目安に作成する

現在の検索結果画面で表示されるタイトル文字数の目安は以下です。

Google→全角約28文字
Yahoo!→全角約35文字

検索結果で省略されないためには全角28文字程度に収める必要があります

タイトル例-省略

とはいえオーバーしていたら上位表示されないというものでもありません。最低限、上位表示を狙っているキーワードは必ず28文字以内にいれつつ、魅力的なタイトルを考えれば大丈夫です。

★タイトルの考え方についてより詳細に知りたい方は以下の記事をご覧ください。
SEOに効く!タイトル・ディスクリプションの基本的な考え方 | プロモニスタ

 

2.見出し(h○タグ)

次はページ内の見出しにあたるh○タグ(<h1>~<h6>)の使い方についてです。

 

③h○タグは正しい構造で使う

hタグは文章の構造をクローラーに伝えるのに役立ちます。一般的にh1=大見出し、h2=中見出し、h3=小見出し、という構造になっているので、その順番を守って規則的に使いましょう

▼記述例:「夏休み 海外旅行 格安」で上位表示を狙っている場合
hxタグの使い方例

基本的にh1タグはページあたり1つで、メインコンテンツの見出しはh2から始めます(HTML5では複数h1を使っても問題ありませんが、一般的ではないためクローラーに文章構造を伝えるという意味ではスタンダードな方法を踏襲した方が無難です)。

 

④h○タグ内にも狙っているキーワードを入れる

見出しはページの中でも重要視されている部分なので、出来る限り上位表示を狙っているキーワードや関連性の高いキーワードを入れておくことが好ましいです。
あくまで不自然にならないように気をつけましょう。

▼記述例:「夏休み 海外旅行 格安」で上位表示を狙っている場合
hxタグの使い方例-キーワードを強調

 

3.テキスト全般

次は本文を書くにあたって注意すべきポイントです。

⑤段落の最初の方にキーワードを含める

文章の中でも見出し(h○)直下の段落の最初の方は重要度が高いと考えられるので、狙っているキーワードを含めるようにしましょう。

また、特にブログのような記事コンテンツの場合、最初のリード文と最後の段落にはキーワードを含めたほうがいいです。ページ全体の関連性が高まり、クローラーがコンテンツを理解する手助けになります。

 

⑥最低限のマークアップをする

h○タグはもちろんのこと、その他一般的に文章内で使われるHTMLタグは覚えて使うようにしましょう。

冒頭で説明したとおり、クローラーはテキストを意味では理解していないので、「ここが見出しですよ」「ここは箇条書きですよ」と伝えるためにマークアップする必要があります

▼覚えたほうが良いHTMLタグ

  • 見出しを表す<h1>~<h6>タグ
  • 段落を表す<p>タグ
  • 箇条書きを表す<ol><ul>タグ
  • 引用を表す<blockquote>タグ
  • リンクを表す<a>タグ
  • 画像を表す<img>タグ
  • 表を表す<table>タグ

詳細は以下の記事がわかりやすいです。
ブログ初心者が覚えておきたいHTMLタグ一覧と基本的な使い方

 

⑦代名詞を多用しない

「これ」「あれ」「彼ら」などの代名詞が何を指すのか、検索エンジンは解釈することはできません

「この値段」と「ハワイ行きの格安航空券の値段」は、文脈を理解できる人間なら同じものだと理解できますが、検索エンジンには別の単語として処理されます。

もちろん文章が長く、あまりに読みにくくなってしまうようなときは、無理して代名詞を言い換える必要はありません。

しかし、流し読みが主流のWebコンテンツであれば、代名詞よりも普通名詞、固有名詞にした方が親切な場合も多いです。
代名詞を使って文章を端的に書くくせがある人は特に注意してみてください。

 

⑧表現のゆれを意識する

ユーザーの検索キーワードは、サイト運営者を驚かせるほどに多種多様です。
そのすべてに対応することはほぼ不可能ですが、同じ物事の言い換え表現をテキストに散りばめておくことで、ロングテールキーワードで上位表示されやすくなります

例えば先程の「夏休み 海外旅行 格安」であれば「海外航空券」や「海外ツアー」「お盆休み」「夏季休暇」など近しい言い換えが複数浮かんでくると思います。
これらを見出しや本文に含めることで、ロングテールSEOに効いてきます。

同様に専門用語なども記事に含めるといいでしょう。初心者向けにわかりやすく言い換えることも重要ですが、専門用語も本文に含めることで表現のゆれにも対応できますし、コンテンツ全体のキーワードに対する関連性も高まります。

 

⑨共起語を意識する

上位表示を狙っているキーワードの共起語(※)を含めることで、ロングテールキーワードでの流入が増加する場合があります

これならできそう!共起語を意識して1コンテンツ当たりのアクセス数を22.5倍に増やす方法

共起語とは、1つのキーワードに対して、そこから連想され頻繁に表れるキーワードのこと。

共起語は特定キーワードについて濃い内容になっていれば自然に含まれる場合がほとんどですが、共起語検索ツールなどで調べてから記事作成をすることでより効果を高められるでしょう。

共起語検索ツール

ちなみに、h○タグの記述例のなかの「同じキーワードの言い換え表現」と「共起語」を緑文字にすると以下のようになります。
hxタグの使い方例-共起語と関連語を強調

 

4.URL

URLの記述方法もSEOを意識したものに変えることで、よりSEO効果を高められる可能性があります。

 

⑩記事で狙っているキーワードを含めたURLにする

URLは意味のない数字の羅列や動的に作られるURLより、上位表示を狙ったキーワードを含めたものにするほうがベターです。

ちなみに注意しておくと、数字や動的URLでも検索エンジンのクロール上はほぼ問題ありません。

しかしながら上位表示に対して若干効果が見込めるのに加え、URLで被リンクをもらうときにキーワードが含まれていたほうが高いリンク効果を期待できます。

SEO効果の高いURL

 

5.画像

次は画像です。クローラーの画像認識力は高まってはいますが、まだ完璧とは言えません。クローラーが理解するための手助けをしていきましょう。

 

⑪alt属性に画像を説明する文言を入れる

alt(オルト)属性とは、
HTMLのimgタグの中に記述される要素のひとつ。画像が表示できない場合に代わりに表示されるテキスト情報。

alt属性にテキスト情報を記述することで、クローラーに画像の内容を理解してもらいやすくなります。また、ごくわずかですが、altにキーワードを含めることで上位表示に対して良い影響を与えることも考えられます。

▼記述例
<img src=”画像URL” alt=”画像の代わりになるテキスト”>

▼記述例:格安海外旅行におすすめな地域を示した地図画像に対するalt
<img src=”画像URL” alt=”地図-格安海外旅行におすすめな地域”>

不自然にキーワードを詰め込むのは、Googleのガイドラインに違反する行為になるので注意してください。
画像が表示できない環境のユーザーが読んだときに、どんな画像なのかがわかるようなテキストを記述しましょう。

 

6.コンテンツ全体

最後にコンテンツ全体に当てはまる注意点です。

 

⑫狙っているキーワードで検索してくるユーザーの疑問に過不足なく応える

上位表示のための最低限必要なことは、狙っているキーワードで検索してきたユーザーのニーズに応えたコンテンツになっていることです。

どれほどSEOライティングのスキルを高めてもそもそもコンテンツの内容が薄ければ上位表示されることはありません。

 

⑬冗長にならないようにする

内容を濃くすることは重要ですが、だらだらと長く、テキスト量ばかりが増えていくのは考えものです。

ユーザーニーズに応えようとしすぎると「あれも、これも」と付け足したくなりるかも知れませんが、必要な情報をコンパクトにまとめるようにしましょう

また、これはWebライティングの領域になりますが、流し読みでも内容が入ってくるような見出しの付け方や本文の強調があるとより良いです。

 

SEOライティングで意識すべきポイント12項目チェックリスト

チェックリスト
タイトルに上位表示したいキーワードが入っているか
全角28文字程度の長さに収まっているか(あくまで目安)
h○タグは正しい構造で使えているか
h○タグ内にも上位表示したいキーワードを入れているか
段落の最初の方にキーワードを入れているか
箇条書き<ol><ul>や引用<blockquarto>などの最低限のマークアップをしているか
代名詞を多用しすぎていないか
表現のゆれに対応できているか
テキスト内に共起語を含められているか
上位表示したいキーワードが含められたURLになっているか
画像のalt属性に適切なテキストを記述しているか
上位表示したいキーワードで流入したユーザーが満足できる内容になっているか
冗長になっていないか、もっと簡潔に表現できないか

 

まとめ:テクニックも必要だけど、大切なのはコンテンツの中身

今回はSEOライティングの基礎と意識するべきポイントをご紹介しました。

検索エンジンのクローラーは万能ではないため、SEOを意識してコンテンツを作る場合には、検索エンジンフレンドリーな書き方をすることが重要になります。

ページの上位表示を求められているという方は、ぜひ意識してみてください。

しかしながら、なによりも大切なのはコンテンツの中身です。そもそも内容が薄かったり、テキスト量を増やすためだけにだらだらと長くなっているコンテンツが高く評価されることはありません。

まず第一にユーザーのためになるコンテンツを作ることを重視しつつ、SEOライティングの手法もできる限り取り入れてみてください。

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プロモニスタ編集部
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