約70%の人が購入をためらうのは○○円以上【ネットの購入障壁に関するアンケート調査】

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いよいよ4月も目前ですね。
4月から消費税増税の影響で、まとめ買いや買いだめをしている方も多いのではないでしょうか。

 

先週、私も家電量販店に行ったのですが、多くの人で賑わっていました。
特に家電や家具系は、金額も大きいことや引っ越しなど新生活のタイミングと重なって売れ行きが良いようです。
前回、「ファッション系ECサイトにおける、ネットショッピングの利用実態調査」について記事を書きました。

「試着ができないなどの障壁は高い」という結果が出ましたが、
ファッション系のECサイトは、比較的ネット購入が増えてきているようです。

※前回の記事はこちら
ファッション系ECサイトで服より靴が売れずらい理由とネット購入を後押しする4つのポイント【アンケート調査】

 

そこで今回は、ファッション系に絞らずに「ネットショッピングに関する購買障壁のアンケート調査」を男女100名を対象に行いました。

 

EC市場はこんなに伸びている!

 

おなじみの楽天市場でも出店店舗数が41,996店舗(※2013/12時点)あるのをご存知でしょうか。
(出典:楽天 https://corp.rakuten.co.jp/about/strength/data.html

 

Yahoo!ショッピングも2013年10月7日からの出店無料化に伴い、無料化前の約20,000店舗から申込だけで約55,000店舗まで増加したそうです。
(出典:ITmedia https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1310/31/news138.html#l_yuo_yahoo.jpg

 

Yahoo!と楽天だけでも既にこれだけの出店数があるということに驚かれる方も多いのではないでしょうか。
さらに最近ではLINEもモール型ビジネスを始めると発表がありましたし、参入障壁は限りなく低くなっていると言えます。

上記のようなデータから楽天やYahoo!ショッピングなどのショッピングモールサイトの出店数は明らかに増加していますが、
ECサイトを利用するユーザーが増加しなければ市場が成長しているとは言えません。
実際にEC市場は成長しているのでしょうか?

結論から言うと、下記を見てわかる通りEC市場は急速に成長を続けています。

日本の消費者向けEC市場が依然、拡大を続けている。
経済産業省が9月27日に公表した2012年度の電子商取引に関する市場調査によると、同年度における国内のBtoC―EC市場規模は9兆5130億円、前年比12・5%増と2桁の伸びを示した。
全業種が前年を上回っており、特に小売分野では、衣料・アクセサリー小売事業が20%超の高伸。
また、ECの浸透度合いを示すEC化率も3・1%と、前年比で0・3ポイント上昇した。
BtoC―ECは、入小売やメーカーなど有力事業者の参入が続き、取り組みも強化の方向にあり、市場の成長は当面続きそうだ。
(出典:通販新聞 https://www.tsuhanshinbun.com/archive/2013/10/125000.html

さらに、スマートフォンにおけるEC市場も今後も急成長をしていくと予想されています。

国内BtoCスマートフォン・コマース市場規模は、2012年で8,450億円、2013年には前年比159.4%の1兆3,469億円に成長すると予測。
国内EC市場、ならびにオフライン小売市場(ECを除く小売市場)においてもスマートフォン経由によるEC化が進み、
今後の市場規模は2014年で2兆413億円、2015年で2兆6,677億円と、2兆円を超える規模の成長を予測する。
byマーケジン

(出典:MarkeZine)

 

市場全体としても伸びているEC市場ですが、スマートフォンの普及も大きく関連しているということがわかります。
わたしの実感としても、スマートフォンを使うようになってから、
通勤時やちょっとした待ち合わせ時間にも手軽に購入できるようになり、ついついポチッとしてしまう・・・ということが増えました。

 

このように出店者側にとってもユーザー側にとっても障壁が下がってきているネットショッピングについて
実際のユーザーの利用動向などのアンケート調査の結果を、以下で見て行きましょう。

 

アンケート調査①:購入頻度

これだけ利用者が増加していっているネットショッピングですが、どの程度、どのような時に利用されているのでしょうか?

まずは利用頻度に関する質問の回答結果です。

 

Q1.月に何回程ネット上で購入していますか?

・1~3回
・5~10回
・10回以上
・0回
Q1検索エンジンサーベイ

1ヶ月で一度もネット上で買い物をしないという方はたったの20%であり、
全体の80%の方が月に1~3回以上は利用しているという非常に利用頻度が高い結果になりました。

 

 

アンケート調査②:購入時の障壁

Q1のアンケート結果で80%の方がネットショッピングを日常的に利用しているということですが、
ネットショップで扱われる商品も非常に高価なものから、オークションのような数円単位の安価なものまで様々です。

では、どれぐらいの価格帯であれば、ユーザーは抵抗なく商品を購入するのでしょうか。
また、高価なものと安価なものとで、購入の際に気をつける点に違いが出るのでしょうか。

Q2.いくらくらいまでの物だったらネットで買うのに抵抗がないですか?

・1,000円未満
・5,000円未満
・10,000円未満
・50,000円未満
・100,000円未満
・値段は関係なくネットで購入する事に抵抗はない
Q2検索エンジンサーベイ

 

約70%の人が5,000~10,000円以下であれば抵抗なくネット上で購入できるという結果になりました。
物にもよりますが、やはり10,000円以上となると「もし失敗したら・・・」と抵抗を感じる人が多いようです。

Q3.安いと思うものをネットで購入するときに気にする事はなんですか?

・商品の価値 (口コミや評判)
・販売者の信頼 (サイトが信頼できるか等)
・両方同じくらい重視している
Q3検索エンジンサーベイ

 

 

Q4.高いと思うものをネットで購入するときに気にする事はなんですか?

・商品の価値 (口コミや評判)
・販売者の信頼 (サイトが信頼できるか等)
・両方同じくらい重視している
Q4検索エンジンサーベイ

 

Q3,4で、安いと思うもののネット購入と、高いと思うもののネット購入で違いが出るのかを検証しました。
”商品の価値”も、”販売者の信頼”も両方重視している人がどちらも一番割合が多いですが
安いものほど”商品の価値”を気にし、高いものほど”販売者の信頼”を気にするという結果になりました。

 

 

アンケート調査③:購入しやすい商品カテゴリ

Q5.ネットでよく購入する商品カテゴリはどれですか?

・食品
・本・雑誌
・CD・DVD・ゲーム
・家電・電子機器
・家具
・ファッション用品
・日用雑貨
・美容コスメ
・高級ブランド品
Q5検索エンジンサーベイ

Q2の”ネットで買うのに抵抗のない価格”で10,000円未満であれば約70%の人が抵抗なく買えると判明したとおり、
その価格帯で購入可能な商品カテゴリが、上位にきています。
また、一番頻繁に購入されている本・雑誌は実際に手にとってみなくても、あまり失敗なく購入ができるという点でも、
ネットで買うことに抵抗がない
のかもしれません。

 

調査結果のまとめ

今回上記の5つの調査をしてわかったことは、EC市場は爆発的に伸びているものの、
ユーザーは10,000円以上の購入には抵抗を感じるということです。

 

よく買う商品カテゴリとして、本・雑誌、CD・DVD・ゲームなどは、品質に差がなく失敗が少ないので購入しやすいのかもしれません。
最近では、本・雑誌は電子書籍、CD・DVD・ゲームは定額のDVD見放題サービス、ゲームはオンラインゲームなどが普及しています。
ネットでの購入に抵抗が少ないということが普及の要因として関連しているのではないでしょうか。

 

Q5のよく買う商品カテゴリでファッション用品も上位に入っていますが、
Q2で10,000円以上のものを買うには抵抗があるという結果が出ているので、ファッション用品はアクセサリーのような安価なものの購入が多いのかもしれません。

 

家具や高級ブランド品は値段も高価なうえに、
実際の色や形、素材など見てみないとわからない要素が多いので、購入障壁も高いと予想されます。

 

「10,000円以上の高いものを扱う場合は、自分たち販売者の信頼」「10,000円以下の安いものを扱う場合は、商品の信頼」
に関する情報を積極的に公開してくと成約率が上がる可能性があります。

 

今後も、アンケート調査をもとに様々な記事を発信していきたいと思います。
こんなアンケート調査をしてほしい!などご要望があれば、お気軽にコメントください。

 

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