やらなきゃ損!SEOで見落としがちなURLの正規化

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皆さんはURLの正規化についてご存知でしょうか。SEOを語る上でしばしば登場する用語です。端的にいうと、URLをルールに従って整頓することを指します。
なぜ正規化という作業が必要なのか、どのように行えばよいかなどを詳細に説明します。

URL正規化とは

そもそも正規化とは何を指す用語でしょうか。もともとはデータを扱う領域全般の言葉で、データ等を一定のルールに従って利用しやすく変形することを指す用語です。
正規化のうちURLの正規化については、WebサイトのSEOに影響するためSEO用語としても定着しています。

URLの正規化とは、その字の如くURLを一定のルールに従って変形することを指します。基本的にWebサイトのURLは構築段階において任意に決められる場合が多いですが、特殊なサイトの作りをしていたり、システムを使って自動でURLを生成する場合など、URLの出力のされ方は多岐に渡ります。したがって、運営するWebサイトによってはURLが整っていない状態がしばしば発生します。

正規化するSEO上の理由

SEOにおいてURL正規化を行う理由は、重複ページが生まれるのを防ぐためです。
重複ページとは、コンテンツの内容が酷似しているページが複数存在する状態またはページそのものを指します。

デメリット1 重複そのものがGoogleから嫌われやすい

Googleのアルゴリズムにおいて、コンテンツの重複は検索順位に影響します。
それはGoogleサーチコンソールのヘルプにある文章から読み取れます。

検索エンジンのランキング操作やトラフィックの増大を意図して、コンテンツが複数ドメインにまたがって複製されていることもあります。この種の偽装行為は、ユーザーが検索結果で実質的に同じコンテンツを何度も見ることになり、利便性の低下につながります。
引用:サーチコンソールヘルプ

上記のように記載があり、重複ページが検索順位に悪影響を及ぼす可能性が示されています。
検索結果偽造を意図したものでなければ全く関係ないというわけではなく、悪意のない場合における重複ページに関してもGoogleは正規化を行うことを推奨しています。

デメリット2 外部リンクのSEO効果が分散する

また、複数URLが存在することによる外部リンクSEO効果が分散されてしまうケースも考えられます。

例えば
・www.sample.com
・sample.com
という2つ同じ内容のページがあるとした際

・www.sample.com に被リンクが30リンク
・sample.com に被リンクが20リンク

とバックリンクが各URLに分散してしまうことが起こりえます。上記は本来正規化されていれば50の被リンクを所有ドメインに集めることができたはずなのに、複数URLが存在したために片方のドメインには30リンクしか得られていないケースになります。当然SEOの効果もその分下がってしまいます。

重複ページが発生しやすいケース

重複ページの発生には様々なケースがありますが、よくみられるものとして
1.wwwの有り無し
2.index.htmlやindex.phpなどの有り無し
3.PCサイトとスマホサイトを別URLで展開している場合
4.一覧ページや詳細ページ等、内容の似ているページが複数存在する場合
(不動産や人材などに代表される検索サイト、ECサイトなど)

などのケースが多く挙げられます。

正規化する方法

正規化する方法は大きく分けて3つあります。

1.301リダイレクト設定を行う
2.canonicalタグを設定する
3.Googleサーチコンソールの機能を使う

それぞれ見ていきましょう。

1.301リダイレクト設定を行う

301リダイレクトとは、ページを永久転送する処理を指します。
2つ存在する意味の無いページを片方(オリジナルページ)へ転送することで、Googleにインデックスされるページを一つにすることができます。

例えば
・www.example.com
・example.com
という2つの同じ内容のページがあります。
この2つのうち「www.example.com」が不要な場合、www.example.comのページからexample.comへ301転送をかけます。そうすることで、www.example.comページはインデックスされなくなり、example.comへ統一された状態になります。

2.canonicalタグを設定する

canonicalタグによる正規化の方法もあります。

例えば
・example.com/1
・example.com/2
・example.com/3

とコンテンツの告示したページが複数存在したとします。「example.com/1」をオリジナルとした場合、「example.com/2」「example.com/3」それぞれのhead要素にcanonicalタグを設定します。

記述の仕方はこの場合以下ようになります。
<link rel=”canonical” href=”http://example.com/1”>

canonicalタグを利用することで、2つコンテンツの内容の似ているページに対して「こっちがオリジナルのページですよ」と認識させることができます。

3.Googleサーチコンソールの機能を使う

Googleサーチコンソールでは、wwwの有り無しどちらをメインのURLにするかをはじめ、正規URLを定義するための方法として、以下の7つの方法を紹介しています。

・優先ドメインを設定する
・使用する URL を rel=”canonical” リンク要素で指定する
・同じコンテンツに対して使用する URL をサイトマップで設定する
・正規以外の URL には 301 リダイレクトを使用する
・動的パラメータの処理方法を指定する
・HTTP ヘッダーで正規 URL を指定する
・正規 URL としては HTTP よりも HTTPS を使用する
正規 URL を使用する-Search Console ヘルプ

また、正規化する際の注意点として、以下も参考にしてください。

正規化を目的として robots.txt ファイルを使用しないでください。
正規化を目的として URL 削除ツールを使用しないでください。URL 削除ツールではすべてのバージョンの URL が検索結果から削除されます。
同じページの正規 URL として複数の異なる URL を指定しないでください(同じページに対し、サイトマップで指定した URL とは異なる URL を rel=”canonical” を使用して指定するなど)。
正規 URL を使用する-Search Console ヘルプ

上記のようないろいろな正規化の方法がある中で、一例をご紹介します。

Googleサーチコンソールにログインし、該当サイトの設定ボタン(歯車マーク)をおし「サイトの設定」をクリックします。

url正規化

使用するドメインという項目を見ると
・使用するドメインは設定しない
・URLをwww.example.comと表示
・URLをexample.comと表示

というチェック項目が並んでいます。この箇所でwww有り無しどちらをメインにするのか決定できます。

例えばwww有りをメインにしたい場合、「URLをwww.example.comと表示」にチェックを入れましょう。

url正規化

このまま設定を保存すればwww有り無しに関する正規化は完了です。
作業自体はそこまで大変ではありませんが、見落としがちなSEO項目の一つです。
せっかく磨き上げたWebサイトやコンテンツが、思わぬ落とし穴で無駄にならないよう、URLを整頓し必要に応じて正規化することをおすすめします。

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